
メモリ不足は、パソコンが重い・遅い・固まりやすい原因のひとつで、複数のアプリを同時に使うときに特に起こりやすい症状です。
「ブラウザのタブを増やすと急に重くなる」「アプリの切り替えが遅い」「会議アプリを開くと他の作業がしにくい」といった場合は、メモリ不足が関係していることがあります。
ただし、メモリ不足は故障とは限らず、多くの場合は使い方や同時に開いているアプリの数が影響しています。Windows 10/11のパソコンを使っている初心者の方でも、症状の出方とタスクマネージャーの見方を知っておくことで、原因を切り分けやすくなります。
※一時的にメモリ使用量が増えることはありますが、頻繁に重くなる場合は確認しておくと安心です。
この記事でわかること
- メモリ不足で起こりやすい症状
- メモリ不足の見分け方
- 動作が重いときの改善方法
- メモリ容量の一般的な目安
- 増設を考える前に確認したいポイント
結論:複数アプリで重いなら、メモリ不足の可能性が高い
メモリ不足は、次のような場面で起こりやすいです。
- ブラウザのタブをたくさん開いている
- 会議アプリ、Office、ブラウザを同時に使っている
- 画像編集や動画編集など、重いアプリを開いている
- 古いパソコンや、もともとのメモリ容量が少ないパソコンを使っている
特に、アプリを1つだけ使うときは問題ないのに、複数を同時に使うと急に重くなる場合は、メモリ不足を疑いやすいです。
ただし、動作が重い原因はメモリ不足だけとは限りません。CPUやディスクの影響が重なっていることもあるため、症状の出方を見ながら判断することが大切です。
メモリ不足とはどういう状態?
メモリは、パソコンが作業中のデータを一時的に置いておくための場所です。メモリに余裕があると、アプリの切り替えや複数作業がスムーズに進みやすくなります。
反対に、使えるメモリが少なくなると、パソコンは一部の処理を保存領域に逃がしながら動こうとするため、全体の動作が遅くなりやすくなります。Windowsではこの調整が自動で行われるため、初心者の方が仮想メモリの設定を無理に変更する必要はありません。
- アプリの切り替えが遅い
- ブラウザが固まりやすい
- ファイルを開くのに時間がかかる
- 動いてはいるが、全体にもたつく
※初心者の方は「CPUが悪い」と考えがちですが、実際にはメモリ不足で重く感じていることもよくあります。
メモリ不足でも、すぐに故障とは限らない
メモリ不足は、必ずしも故障を意味するわけではありません。使い方に対してメモリ容量が足りていないだけのこともあります。
たとえば、次のような場面では一時的にメモリ使用量が増えやすくなります。
- ブラウザのタブを大量に開いたとき
- オンライン会議をしながら資料を開いているとき
- 画像や動画を扱うアプリを使っているとき
- パソコン起動後に複数のソフトが立ち上がるとき
このような場合は、不要なアプリを閉じるだけでも改善することがあります。
メモリ不足のときに出やすい症状
- アプリの切り替えが遅い
- ブラウザのタブを増やすと重くなる
- オンライン会議中に他の作業がしにくい
- ファイルを開くまでに時間がかかる
- 操作してから反応するまで少し待たされる
- アプリが強制終了することがある
特に「使い始めは普通なのに、しばらくすると重くなる」という場合は、メモリ使用量が増えている可能性があります。
メモリ不足になりやすい主な原因
1.複数のアプリを同時に使っている
メモリは、同時に開いているアプリの数が増えるほど使われやすくなります。ブラウザ、会議アプリ、Word、Excel、PDFなどを同時に使うと、思っている以上に負荷がかかることがあります。
2.ブラウザのタブを開きすぎている
ブラウザは1つのアプリに見えても、タブごとにメモリを使います。動画サイト、画像の多いページ、Webアプリなどを複数開くと、メモリ不足の原因になりやすいです。
3.起動時の常駐ソフトが多い
チャットツール、クラウド同期ソフト、メーカー製のユーティリティなどが同時に動いていると、何もしていないように見えてもメモリが使われていることがあります。必要なものまで止めるのではなく、使っていないものや不要なものを見直すことが大切です。
4.メモリ容量そのものが少ない
最近のWindows 10/11では、基本的な作業だけでもある程度のメモリを使います。もともとの容量が少ないパソコンでは、少しアプリを増やしただけでも重くなりやすいです。
5.重いアプリや大きなファイルを扱っている
画像編集、動画編集、会議アプリ、デザイン系ソフトなどはメモリ使用量が大きくなりやすいです。高画質の画像や大きなPDFを複数開くだけでも重く感じることがあります。
メモリ容量の一般的な目安
「自分のパソコンは足りているのか」が気になる方は、まず一般的な目安を知っておくと判断しやすくなります。
- 4GB前後:最近のWindowsでは不足しやすい
- 8GB:Web閲覧、Office、動画視聴などの基本作業向けの目安
- 16GB:会議アプリや複数作業でも余裕が出やすい
- それ以上:画像編集、動画編集、重い作業向け
これはあくまで一般的な目安であり、使い方や同時に開くアプリの数によって必要な容量は変わります。
何もしていないのにメモリ使用量が多いときは?
「アプリをたくさん開いていないのに重い」という場合でも、裏でメモリを使っているソフトがあることがあります。
- クラウド同期ソフト
- チャット・通知系アプリ
- ブラウザのバックグラウンド動作
- メーカー製の常駐ソフト
- セキュリティソフト
タスクマネージャーでメモリ使用量の多いアプリを確認すると、見えていない原因が分かることがあります。
メモリ不足の見分け方
タスクマネージャーで確認する手順
- キーボードの「Ctrl + Shift + Esc」を押す
- タスクマネージャーを開く
- 「プロセス」タブで「メモリ」を確認する
- メモリ使用量の多いアプリを上から確認する
確認するときのポイントは次の通りです。
- メモリ使用率が高い状態が続いているか
- 特定のアプリだけが多く使っているか
- 複数のアプリが少しずつ積み重なっているか
見分けるときの目安
- 複数アプリを開くと急に重くなる → メモリ不足の可能性
- ブラウザのタブ数に比例して重くなる → メモリ不足の可能性
- アプリ切り替えでもたつく → メモリ不足の可能性
- 起動や読み込み自体が遅い → ディスク側の影響も考えられる
- 1つの重い処理で不安定になる → CPU負荷の影響も考えられる
※初心者の方はCPUだけを見がちですが、メモリは「複数作業に弱いかどうか」を見ると判断しやすいです。
ここまでのポイント
メモリ不足は、「複数アプリを同時に使うと重い」「ブラウザのタブが増えると急に遅くなる」といった形で出やすいです。まずは、タスクマネージャーでメモリ使用量の多いアプリを確認してみましょう。
メモリ不足を改善する基本的な方法
1.使っていないアプリを閉じる
複数のアプリを同時に開いていると、メモリ不足が起こりやすくなります。今使っていないアプリは閉じるだけでも改善しやすいです。
2.ブラウザのタブを減らす
ブラウザはタブが増えるほどメモリを使いやすくなります。不要なタブを閉じるだけでも、動作が軽くなることがあります。
3.再起動する
一時的にメモリ使用量が増えている場合は、再起動で改善することがあります。まず最初に試しやすい方法です。
4.スタートアップを見直す
起動時に自動で立ち上がるアプリが多いと、何もしていない時でもメモリが使われやすくなります。不要なものは見直すと改善しやすいです。
5.常駐ソフトを整理する
同期ソフトや通知アプリなど、常に動いているソフトが多いとメモリ不足の原因になります。必要なものまで止めるのではなく、使っていないものや不要なものを見直すと、全体が軽くなることがあります。
6.重いアプリの同時使用を避ける
会議アプリを使いながらブラウザを大量に開き、さらに資料編集も行うと、メモリ不足が起きやすくなります。作業の組み合わせを減らすだけでも改善することがあります。
ここまでの対処で改善しないときは?
ここまでの対処で改善しない場合は、もともとのメモリ容量が使い方に合っていない可能性があります。特に、複数アプリを使うたびに毎回重くなる場合は、容量不足を疑いやすいです。
改善しないときに見直したいポイント
もともとのメモリ容量が少ない可能性がある
基本的な作業中心でも、メモリ容量が少ないと重く感じることがあります。特に、ブラウザ、Office、PDF、会議アプリなどを同時に使う方は、容量不足が影響しやすいです。
CPUやディスクが原因のこともある
メモリ不足だと思っていても、実際にはCPU負荷やディスク負荷が原因のこともあります。
- 何もしていないのに全体がずっと重い → CPUや常駐処理の可能性
- 起動やファイル読み込みが特に遅い → ディスク負荷の可能性
- 複数アプリで急に重くなる → メモリ不足の可能性
増設を考える前に確認したいこと
メモリ増設は有効なことがありますが、すべてのパソコンで簡単にできるわけではありません。ノートパソコンでは増設できない機種もあるため、対応状況の確認が必要です。
また、不要なアプリや常駐ソフトが多いだけなら、増設しなくても改善することがあります。まずは今の使い方を見直してから判断するのがおすすめです。
やってはいけないNG対応
- 原因を確認せずにアプリを大量に削除する
- 不要なタブを開いたままにする
- 重いアプリを何本も同時に使う
- メモリ不足を放置したまま使い続ける
また、「軽くなる」とだけ書かれた不明なソフトを安易に入れるのも注意が必要です。中には常駐して逆に負荷が増えるものもあります。
よくある質問(FAQ)
Q1:メモリ不足だとフリーズしますか?
状況によっては起こります。特に複数のアプリを同時に使っていて動作が極端に遅くなる場合は、メモリ不足が影響していることがあります。
Q2:何もしていないのにメモリ使用量が多いのはなぜですか?
常駐ソフト、同期ソフト、通知アプリ、ブラウザのバックグラウンド動作などが影響していることがあります。
Q3:メモリ不足かCPU不足かはどう見分ければいいですか?
複数アプリを開いたときに重くなるならメモリ不足、1つの重い処理で動作が不安定になるならCPU負荷の影響を疑いやすいです。
Q4:メモリは何GBあれば足りますか?
Web閲覧やOffice中心なら8GBがひとつの目安で、会議アプリや複数作業を行うなら16GBあると余裕が出やすいです。ただし、使い方によって必要な容量は変わります。
Q5:RAM不足とメモリ不足は同じですか?
一般的にはほぼ同じ意味で使われます。RAMはメモリのことを指す表現で、パソコンの作業用スペースが足りない状態を意味します。
PR|対処を試しても重さが改善しにくい場合は、今の使い方に合うパソコンを見直すのも一つの方法です。
ブラウザや会議アプリ、Office、画像表示などを日常的に使う方は、数年前の環境では負荷がかかりやすいことがあります。すぐに買い替える必要はありませんが、まずは今の使い方に合うモデルを確認しておくと判断しやすくなります。
今の使い方に合うパソコンを確認する
まとめ
メモリ不足は、複数のアプリを同時に使ったときに起こりやすく、パソコン全体の動作が重くなる原因になりやすいです。
- ブラウザのタブや同時起動アプリが多いと起こりやすい
- タスクマネージャーでメモリ使用量を確認すると見分けやすい
- 不要なアプリやタブを閉じるだけでも改善することがある
- 改善しない場合は容量不足や他の原因も確認する
メモリ不足かどうかを見分けるときは、「複数作業で急に重くなるか」を意識すると判断しやすくなります。
フォロー(読者登録)していただくと、最新記事をすぐ読めます。
パソコンが重いときの確認手順
まずは状況を確認したい方
原因を順番に特定したい方
詳しく確認したい方
全体の流れを確認したい方
あわせて読みたい関連記事
パソコンが重い原因や対処をまとめて確認したい方
症状別に対処したい方
活用ガイドまとめ
AI・スマホ・PC・VTuberに関する各種ガイドを、ジャンル別にまとめています。
設定や操作の確認、困ったときの調べ直しに使える総合案内です。
- AI活用法ガイド|PCとスマホでできるAIツール活用術(ChatGPT・Copilot・Gemini)
- スマホ活用ガイド|設定・操作・トラブル・便利ワザ総合まとめ(iPhone/Android)
- PC(基本操作・トラブル解決)活用ガイド|設定・操作・トラブル・便利ワザ総合まとめ
- Vチューバー活用ガイド(視聴・背景・配信画面・推し活)
この記事について
記事の構成や下書き、および掲載している画像は生成AIを使用して作成していますが、内容の確認・編集・構成はすべて人の手で行っています。AIの多様な表現を活用しつつ、正確で読みやすい記事になるよう丁寧に仕上げています。